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とくとくコーナー クイズに答えて素敵な賞品をもらおう!

2010年10月

問題:ワインに関するうんちくクイズです

次の記述のうち、まちがっているものはどれでしょうか。
1. ヌーボーとは、その年に収穫されたぶどうの出来具合を確認するための試飲ワインのことである。
2. シャンパンもワインの一種だが、フランスのシャンパーニュで生産されたものしか名乗ることができない。
3. ワインを寝かせて保存するのは、酸化を防ぐためである。
4. ワインの瓶底のくぼみは、オリを溜めるためのものなので、白ワインにはくぼみがない。
5. 聖書は、胃のためにワインを飲むように、と勧めている。


■賞品:東京ディズニーランド 1dayパスポートペアチケット 1組
■回答:番号でお答えください
■締め切り:2010年11月10日 (水)
■発表:メールマガジン2010年11月25日号にて。

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クイズの答え

正解:4
解説:
1.ヌーボーとは、その年に収穫されたぶどうの出来具合を確認するための試飲ワインのことである。
 ヌーボーは、プリムール(「初めての 」または「一番目の」の意味)とも呼ばれ、文字通りその年の新酒のことで、主に試飲に使われます。ボジョレーヌーボーは、フランスのブルゴーニュ地方のボジョレーと呼ばれる地域で作られたワインのうちで、その年のガメ種(もしくはガメイ種)のブドウで作られたもので、その年のブドウがどの程度、良質に実ったかをチェックすることを主な目的としています。従って、通常のワインとは異なり、数週間という短期間で醸造されますので、解禁(毎年11月の第3木曜日)してすぐ飲むものであり、保存するものではありません。

2.シャンパンもワインの一種だが、フランスのシャンパーニュで生産されたものしか名乗ることができない。
 3気圧以上のガス圧を持った発泡性のワインのことを、一般にスパークリングワインといいます。シャンパンはその代表ですが、これはフランスの原産地呼称管理法(AOC)という法律にのっとって、フランスのシャンパーニュ地方で生産されたものしか名乗ることはできません。

3.ワインを寝かせて保存するのは、酸化を防ぐとともに、栓を抜きやすくするためである。
 そもそもワインにコルク栓が用いられるようになったのは、コルクには、弾力がある、振動を吸収する、熱が伝わりにくい、無味無臭といった特徴があり、ワインの貯蔵、熟成のために良い影響を与えるからです。「ワインは生き物」とよく言われるように、ワインは瓶の中で熟成するお酒のため、ある程度の通気が必要です。しかし、長期にわたって保存する場合が多いので、コルクが乾燥してしまうと隙間が生まれ、どんどん酸化が進んでしまいます。さらに乾燥したコルクはもろく、開ける時にコルク屑を瓶の中に落としてしまいます。
そのためには、コルクを常にしめらせておく必要があります。

4.ワインの瓶底のくぼみの主目的は、オリを溜めるため。白ワインでもオリは出る。
 ワインの瓶底がくぼんでいる理由については、諸説あるようですが、確かなのは、ワイン特有のオリを溜めるため。ワインは長い貯蔵期間中に、有機タンパク質と結びついてオリとなりますので、長期熟成型ワインになるほど、深くえぐれています。白のシャンパンもスパークリングワインも、有機栽培で製造されたものはオリが出やすいと言われています。通常の白ワインでも、長期保存したものは、酒石酸の作用によって、キラキラした粒のようなものが出る場合もありますので、白ワインでも、瓶底がくぼんでいるのが普通です。

5.聖書は、胃のためにワインを飲むように、と勧めている。
 聖書時代のイスラエルでは、お酒といえばワイン(ぶどう酒)のことでした。そしてワインは少量であれば薬用効果があることを聖書も認めています。使徒パウロは、たびたび胃の痛みに悩まされていたテモテというクリスチャンに、「もう水を飲むのをやめて、胃のため、また度々かかる病気のために、ぶどう酒を少し用いなさい」(テモテへの第一の手紙5章23節)と勧めています。
【 当選発表 】
I・Kさん(コンピュータネットワーク研究科 2006年卒業)
現在応募期間対象外です。